カテゴリ:枚方で家を売るならNO-HOUSE / 投稿日付:2023/03/06 16:35
不動産のチラシやインターネットの
物件情報でよく目にするのが
4LDK+Sなどのように
大きく記載されている間取りかと思います。
普段何気なく「大きさはこんなもんか~」っと見ている
こうした間取りの表記には
実は決まりがあるのですが
ご存じだったでしょうか??
今回は、間取り表記も決まりをご紹介です!
ご興味等ございましたらご覧くださいね☆
不動産の表示に関する規則がある
不動産の広告表記ですが
不動産公正取引協議会連合会
という団体が
基準を決めています。
原則
不動産の表示に関する公正競争規約施行規則
に従って
不動産の広告表記がされています。
この規則では、不動産に関する言葉の定義や広告掲載に必須の情報
文字の最低限の大きさなど細かく規定しています。
DK/LDKの違い?
そもそもDK/LDKなどローマ字表記にされても
最近不動産に興味を持った方は「なんだっけ?」っとなりますよね?
DK/LDK広さの違い
・DK
1部屋→「4.5畳」
2部屋→「6畳以上」
・LDK
1部屋→「8畳」
2部屋→「10畳以上」
間取りを表示する際
形状や機能がどのようなものであるか解るよう
積極的に間取図などを表示して
これに各部屋の畳数を付記することが望ましい
と記載もありますので
一般的な間取図では畳数で表示されています。
畳数で表示する場合ですが
これらにもきちんと基準があり
畳1枚当たりの広さは1.62平方メートル以上
で、あることとなっています。
S/Nと居室の違い?
不動産の間取りの表記で
「2LDK+S」「2SLDK」「3LDK+N」などといった
表記をみかけることが多いと思います。
2LDK+Sと2SLDKは表記が違うだけで
間取りの構成は全く同じです。
不動産会社によって表記が違うのはよくあることです
S/Nの意味
・S(サービスルーム)
・N(納戸)
DK/LDK
の基準
窓がなく小さな空間なら「納戸」として問題ないですが
窓もあって部屋として十分使える空間なのに
「S」や「N」表記となっている場合があります。
マンションなどでよくみかけますが
ほぼ同じ間取りの上階の住戸は3LDKだが
その部屋は2LDK+Sとなっている場合
建築基準法により「居室」と認められない部屋になります。
居室として認められるには
採光(光の入り具合)や換気などの
細かい基準をクリアする必要があります。
「S」や「N」表記となる部屋は
採光の基準をクリアできていない
という事になりますので
表記は「S(サービスルーム)」か「N(納戸)」という訳です。
S/Nと居室の注意点
「サービスルーム・納戸」=収納部屋だと
思っていて欲しいです。
なぜなら、
建築基準法で居室として認めらていない
ので
コンセントやエアコン設備を設置できないことが多々あります。
「S/N」も趣味部屋として
在宅ルームとして使用していきたいのであれば
事前にパンフレットや現地等で
確認しておく必要があります。
最近は、不動産業界の中も言語が発達しているので
「DEN」や「F(フリールーム)」など
あまり見かけない表記が記載されてあります。
「S」や「N」との違いはあまりありませんが
「DEN」は“ほら穴”という意味で
書斎や趣味の部屋という意味合いを込めて
表記されることが多いそうですよ!!!
知っておきたい間取りの重要さと補助金の話
何気なく見ているチラシや間取りにも基準が存在し
希望の物件と予算では3LDKは手に入らないが
2LDK+Sも視野に入れる事により
コスト削減ができ、また物件の種類が増えるので
理想に近い物に出会える可能性が上がります。
大は小を兼ねる
と申しますが
杓子は耳掻きにならず
とも申します。
大きいのも大事ですが
大きいかと言って良い訳でもありません。
身の丈に合い無理のない生活が
心にもゆとりができて素敵ですよね?